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2015.10.16 (金)

ブラウザチェックは、どこまで対応すべきか? ついに答えが出ました!

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秋らしく、涼しくなってきましたね。

食欲の秋? 読書の秋? ぷぷっ、違います。竜王戦の秋です!!
渡辺棋王が竜王に復位なるか!? 気になりますよね!
やっぱり竜王は明先生でないと、落ち着きません!
もぐもぐとイモでも食べながら、楽しみに観戦したいと思います!

さて、Web制作では、サイトを一通りデザイン、コーディングすればホッと一息… とはいきません。その後、多くのユーザーに公開する前に「ブラウザチェック」という工程が待っています。

ブラウザチェックは、Windowsに搭載されているIE(Internet Explorer)、Macの標準ブラウザであるSafari、その他人気のChromeやFirefoxなど、さまざまな種類のブラウザでWebサイトがきちんと表示されるかを確認・修正する、大切な工程です。大詰めを迎えた重要な時期から始まる… まさにWeb制作の竜王戦です! 

「チェック」とは言っても、数あるブラウザ全てでしらみつぶしに時間をかける訳でもなく、問題になるのは大抵、IEへの対応についてです。

どのブラウザでも同じように表示されるWebサイトを作るための指針として、偉い人たちが「Web標準」という規格を定めています。ですが、IEは、この「Web標準」にうまく対応できていないため、長年Web制作者たちを悩ませたり、泣かせたり、残業させたりしてきました。

ChromeやFirefox、Safariなど(これらはWeb標準にきっちり対応できているため、「モダンブラウザ」と呼ばれています)では制作者の想定通りのデザインで表示されるWebページでも、IEで見ると表示が崩れてしまうことが多いのです。特にIE8ときたら… この前なんか、とあるページを作っているときに… いや、この話はやめておきます。愚痴だけで10回くらいの連載になってしまいそうなので…。とにかくWeb制作者は、長年IEに苦しめられてきているのです!

そこで今回は、「ブラウザチェックはどこまで(古いブラウザに)対応すべきか?」を検討するために、「最近のブラウザシェア」と、「MicrosoftによるIEのサポート期間」について調べてみました。…前置きが長かった!

【最近のブラウザシェアついて】

201年10月 世界のブラウザシェア

まずは、世界のブラウザシェア(スマホなどは除いた、デスクトップPCのみ)を調べてみました。元にしたのは、StatCounterが公開している10月7日~10月13日の一週間分のデータです。

これによると、Chromeが過半数を占めており、群を抜いています。次いでFirefox、IE11、Safariの順になっています。IE8/9/10はそれぞれ2%前後です。Windows 10に搭載されている新ブラウザの「Edge」は、まだわずか1.2%ですが、ページの表示なども非常に速く、評判が良いブラウザです。今後のどの程度までシェアを伸ばしていくかに注目したいところです。

201年10月 日本のブラウザシェア

次に、日本のブラウザシェア(デスクトップのみ)を見てみます。1位のChromeは36.9%で、全体の3分の1強のシェアです。そして、むむむ! 世界のシェアと比較すると、FirefoxとIE11の順位が逆転しており、2位に躍り出たIE11のシェアが29%と非常に高いですね。そうです、日本人はIEが大好きなのです。そして、4 位にSafariが来て、IE8/9/10のシェアはそれぞれ2%前後です。

こうして、世界と日本のブラウザシェアを比較してみると、Chrome、Firefox、SafariとIE11は対応が必須で、IE10以下は… さて、どうしましょう? …というざっくりとした感覚が掴めますね。
対応する環境が増えれば増えるほど、工数が増大し、そしてお見積り額が跳ね上がります。
ここは受注者と制作者で、事前にしっかりと話し合っておきたいポイントです。

IEのバージョンはどこまで対応すべきかですが、以下、マイクロソフトからの重要な発表を踏まえて、考えていきます。

【MicrosoftによるIEのサポート期間について】

今まで、マイクロソフトでは、OSごとに複数のバージョンのIEをサポートしていました。
しかし昨年、IEのサポートポシリーが変更になり、「2016年1月12日(米国時間)以降、IEへのサポートを各OSの最新版のIEのみに限定する」との発表があったのです。

サポートの切れたIEには脆弱性に対処する更新パッチなどの提供が行われなくなるため、悪意のある攻撃者から狙われ放題になってしまいます。なのでマイクロソフトでは、セキュリティの観点から最新のIEを使用することを推奨しています。最新のIEを使用することを推奨しています。

大切なことなので、二回書きました!

各Windows OSで利用できるブラウザと、今後のサポート状況

例えば、Windows 7であれば、サポートされるのはIE11のみになるため、IE8/9/10のユーザーはIE11に移行する必要があります。ということは、2016年1月12日以降にサポート対象として残るのは、WIndows VistaのIE9を除いてIE11とEdge以降のブラウザだけなのです!

もっと言えば、Windows Vistaは現在でもOSのシェア5%未満のマイナーなOSで、今後はさらにシェアを減らしていくことが予想できるため、IE9でのブラウザチェックについても割愛する制作者が増えていくと思われます。

ということで「ブラウザチェックはどこまですべきか」の答えとしては、
「Chrome、Firefox、Safariと、IE11以降」(2016年1月12日以降)という結論が出ました!!(異論は、泣きながら認めます!)

※ちなみに、Chrome、Firefox、Safari は基本的に自動アップデートが行われるため「制作時での最新版でブラウザチェックをする」というのが、ある程度大規模な案件でも通例となっているようです。

Web制作者大喜びのXデイ、2016年1月12日まであと3ヶ月。
その頃には竜王戦の結果も出て、王将戦が始まります。

まさに古いIEに王手! がかかった状態という訳ですね!!

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