グッドクロスは、一般社団法人日本グラフィックサービス工業会の作品展において、最高賞の一つである厚生労働大臣賞を受賞しました。

そして先日、岩手県盛岡市で行われた授賞式に参加してきました。

このたび賞をいただいた「コーヒーペーパーの栞（しおり）」は、障害者の生活介護事業所「のぞみ福祉作業所」、デザインユニット「ユーモラボ」、そして弊社の活版印刷事業「紙成屋」の３団体で共同開発したもの。

牛乳パックを手作業で漉（す）きあげる際に、普通なら捨ててしまうドリップ後のコーヒーかすで色付けをしており、出来上がった紙は薄い褐色の、落ち着いた優しい色をしています。漉いたままで四方を裁断していない「耳」と呼ばれる部分の風合いをそのまま活かしながら、活版印刷でイラストを入れ、栞に仕上げました。

手に取ると、手漉きならではのふんわりとした触感が心地良く、ホッと気持ちがほぐれる感覚があります。読書が一段落ついたとき、気分を切り替えるのにぴったりの栞です！

さて、その華々しい授賞式に、私も写真撮影係として参加させていただきました。

今回授賞式に参加した各事業の代表３名は、私と同世代と言えるメンバー。そんな３人が肩を並べて賞を受ける姿を見て、「すごい」「いいなあ」「よくがんばった」…　浮かんだ言葉は、自分のことながら誰目線なのかよく分かりませんが、とにかくとても感動しました。

それぞれに専門性の高い業務を行っている３団体が、協力し合ったからこそ成し得た成果であることを改めて感じることが出来ました。本当におめでとうございます。

緊張の授賞式（なぜか私までドキドキしました）以外の時間は、呑んで、食べて、買い物して…　皆さんと行動を共にして、ガッツリと盛岡観光を楽しみました。観光の合間には、進行中のプロジェクトや、今後の展望の話題も…　ワクワクする話を聞くことが出来ましたよ！　情熱のある皆さんなので、それはきっと形になり、実現されるのだろうと思います。

今後もご期待ください！