

2026年(令和8年)用の年賀はがきの発売は、2025年10月30日(木)から始まります。
年賀はがき発売を3週間後に控え、今回は午年である2026年にちなんで「馬(午)」にまつわる雑学をご紹介します。
古くから馬は人との関わりが深く、縁起物としても多くの場面で登場してきました。
特に午年には、馬に関する言い伝えやモチーフに注目が集まります。ここでは、代表的な6つの「縁起の良い馬」にまつわる話をご紹介します。
絵馬(えま)
「絵馬」は、神社に願い事を奉納するための木札として知られていますが、その語源はまさに「馬」。
古代には神様の乗り物として、実際の馬を奉納する風習がありました。それが時代とともに木製の馬の絵へと変化し、今の「絵馬」の形になったのです。
馬は神聖な動物とされ、願いを神様に届けてくれる「祈りの使者」としての役割を担っています。
午年には、馬のモチーフの絵馬を奉納することで、より強いご利益を願う人も多いようです。特に学業成就・健康祈願・開運など、さまざまな願いを託す風習は今も続いています。
跳ね馬(はねうま)
馬が跳ねる様子は、力強く前向きで、勢いを感じさせます。
古来より「飛躍」や「発展」の象徴とされ、「跳ね馬」はまさに運気上昇のシンボルです。
有名なイタリアの自動車メーカー「フェラーリ」のエンブレムも跳ね馬ですね。
「勢い」や「成長」を象徴するマークとして、多くの人に親しまれています。
馬九行久(うまくいく)
「馬九行久」とは、「馬」が「九つ」行く=「うまくいく」と読む、当て字のような縁起言葉です。
商売繁盛や家内安全を願って、九頭の馬をかたどった置物やお守りなどに用いられることがあります。
2026年を「何事もうまくいく一年にしたい」という願いを込めて、年賀状のデザインや挨拶文に取り入れてみるのもおすすめです。
左馬(ひだりうま)
通常、馬の字は右向きで書かれますが、あえて逆向きにした「左馬」は縁起物として知られています。
その由来には諸説ありますが、「馬は人を踏まない(=揉め事を避ける)」「左利きは特別で縁起が良い」「馬が戻る(=福が返ってくる)」などが代表的です。
特に茶道や芸事の世界では、左馬は「福を招くもの」として大切にされています。
馬蹄・蹄鉄(ばてい・ていてつ)
馬の蹄に装着する「蹄鉄」は、海外では幸運の象徴とされています。
ヨーロッパでは「U字型」が幸運を受け止める形とされ、玄関に飾ることで魔除けや運気アップの効果があると信じられています。
日本でも、競走馬の「勝利の象徴」として記念品に使われることがあり、魔除けや開運アイテムとして人気があります。
さいごに
馬は古来より、神聖な存在として人々に親しまれてきました。
2026年の午年を迎えるにあたり、「跳ね馬」のような飛躍を目指し、「馬九行久(うまくいく)」一年にしたいものです。
年賀状や新年の挨拶にも、こうした馬にまつわる縁起の良い言葉やモチーフを取り入れて、運気を呼び込みましょう。
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