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【電話対応】「お休みをいただいております」は正しいのか正しくないのか?

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電話をする女性よく耳にして気になるビジネス電話のフレーズに「◯◯はお休みを頂いております」があります。皆さんは気になりませんか?実際のところどーなのよ!!という事で調べてみました!

お休みをいただいておりますは正しいのか否か

結論からいうと100%間違いではなく、ただ模範的回答にはならないという感じみたいです。参考になりそうな分かりやすい解説をいくつか見つけたので、ご紹介させていただきます。

「間違いではないけど正しい言い方はこれかな!」派

指名された人が休みを取っていることを伝える場合
△ 山田は本日お休みをいただいております。
○ 申し訳ございません。山田は本日休みを取っております。明日、7日には出社いたします。もしよろしければ、代わりにご用件を承ります

引用:Woman日経オンライン

上司や同僚に対して、「昨日はお休みをいただきまして、ありがとうございました」のように使うのであれば問題はありません。また、社外の人に使う場合であっても、自分の休みが何らかの形で相手に関係してくるような場合は、「休ませてもらう」という意味で「休みをいただく」という言い方をすることも可能でしょう。

人によっては、「休みをいただく」という表現が、休みを与える側、つまり自分の会社に対して敬語を使っているように聞こえることもあるかもしれません。
 このような誤解を受けないためにも、相手によって時には別の表現に言い換えることも必要でしょう。

言い換え例としては、「休みをとっております」「毎週月曜日は休み(定休日)でございます」などの表現があります。また、電話を掛けてきてくれた人に対して言葉が足りないと感じるならば、次のようなひと言を添えるのも丁寧な感じを与えるでしょう。

  例:「井上は、本日は休みでございまして、申し訳ございません」「明日は出社いたしますので、参りましたら渡辺様からお電話いただきました旨、たしかに申し伝えます」

引用:日本語マナーの歳時記

「いや間違いっす、ダメっす」派

Fさんが会社を休んでいる日に、取引先から「Fさん、いらっしゃいますか」と問い合わせがきた時、「お休みを頂いております」と答えるのはNGです。下記では、その理由についてご説明します。

「お」を使ってはいけない
自社の人間の行動に関して他社に説明する時は、謙譲して説明するのが普通です。なのでこの場合、「休む」という行為に「お」をつけて丁寧語にするのは、違和感がありますよね。NGです。

他社への説明で「頂く」
「頂く」というのは他人から与えてもらうという意味ですが、他社に対して説明するとき、「自社から頂く」という自社を持ち上げた表現を使うのは、不自然さがありますよね。NGです。

1.「お」は使わない
自社のスタッフの休みに対して、丁寧に「お」はつけません。

2.「いただく」とは言わない
お電話をいただいたお取引先から「休み」をいただいているわけではありません。(自分の会社から「休み」はいただくもの)

では、どのように言い換えれば良いのでしょう。
正解は・・・「休みを取っております」と答えましょう。
もっと丁寧な表現をしたいときは「申し訳ございませんが、Qは休みを取っております」といったクッション言葉を添えるようにしましょう。

引用:Q&Aコーポレーション

結局当たり障りなく間違いのない言い方は?

因みに私は普段、「◯◯は休みで不在にしております」と答えています。これも「不在」という言い方は「事務的過ぎる」とか、「休みを取っているで不在と伝わるので不要」という意見もあるようで…(;´∀`)うーん。

文法的におかしくなく、相手の方にも失礼のない丁寧な言い方なら良いのかなと思います。多分ここで一番大事なのは電話の相手を気遣った対応かどうかなのだと思います。電話をかけた先の人の対応が、私は関係ありません的態度だと悲しいですからね。また、言葉が丁寧でも誠意が感じられない対応なのは、やはり良くないと思います。慇懃無礼にならないようにも注意したいものです。

弊社グッドクロスでは、コールセンターを運営しておりますので電話対応に関しては厳しく、新人時代は私も鍛えられました。電話対応で会社の印象が大きく変わってしまう事もあると思います。皆さんの会社ではいかがでしょうか。お困りでしたらぜし弊社へご相談ください(ΦωΦ)フフフ…(笑)

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