TOP / 言葉 2021.11.29

なぜ嫉妬することを「やきもちをやく」というのか

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寒くなってくると食べたくなるものの一つに餅があります。

お正月に食べるという習慣があるからか、そのままでなく、煮たり焼いたりすると火を使う必要があるからか、なんとなしに1年の中でも夏より秋冬に食べることのほうが多いです。

さて、先日、餅を焼いているときにふと思いました。

「なぜ、配偶者や恋人、友人に対してやきもちをやくというのだろう」と。

調べてみたところ、やきもちをやくというのは、嫉妬することを「妬く」ともいうことによります。

「妬く」というのは、妬んだり、羨んだりすることですが、その「妬く」の読み方は「やく」。

その読み方が同じ「やく」である「焼く」と、お餅を焼くとぷぅっと膨らむことから、嫉妬した女性がほっぺたを膨らませる様子とをかけて「やきもちをやく」というようになったというのが一般的な説のようです。

女性の立場で言いますと、ぷぅっとほっぺたを膨らませているうちは可愛いもんです。

本当に女性が嫉妬したら、きっとほっぺた膨らませるなんて可愛い行為はしないし、お餅も真っ黒焦げか固い餅のまま放置だなんて言ったら恐れおののかれるでしょうか。

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