受電業務代行します。
在宅で貴社の受電をお手伝い。
在宅勤務体制継続と一部人員に制限しての出社勤務に関するお知らせ
TOP / 留学 2020.06.25

素晴らしきかなオンライン英会話(前編)

SHARE
オンライン英会話

親にはとても愛されてきたと思う。
幼少期から英語教材を買い与えられ、小学校からは英会話教室に通わせてもらった。
習い事は楽しかったし、教室に入るときの“May I come in?”(入ってもいい?)という言葉だけは今でもスラスラ口から出てくる。
質問をされれば“Yes”“No”で答えられるし、相手が言っていることが分からなければ絶妙の困り顔で首をかしげるか、半笑いで受け流すスキルも身に付けた。
インターネットサーフィン中「おめでとう! あなたは高額当選しました」という英語の文言にビビり、「これってマジ?」と英会話スクールの先生に翻訳を丸投げして、できる人に頼る図太さも身に付けた。(先生は「詐欺サイトだから無視しな」と優しく諭してくれた。)
察しのいい読者諸君にはもうお分かりだろうが、私は親の金をどぶに捨てた。
今回はそんな私が、HARUのオンライン英会話を受講し、何を感じ何を思ったのかを赤裸々にレポートする。

そもそも何故オンライン英会話を始めたのか

ずばり、会社から勧められたからである。
当社グッドクロスでは2020年5月中旬より「HARU ENGLISH LESSON」という社内向けオンライン英会話サービスがスタートした。
実はグッドクロス、フィリピンにも拠点を持っており、英語がペラペラな現地スタッフがいるのである。
その人材を有効活用した福利厚生の一つだ。

そしてこの「HARU ENGLISH LESSON」、自分の所属が「広報宣伝班」という社内外に情報を発信する部署である以上、受けないという選択肢は最初からなかった。
昔懐かしのライフカードのCMばりに、自分に配られたカードは「受ける」一択。これがポーカーならフォーカードで華麗に上がりたいところだ。

そんなある種の圧を感じながら受け始めたオンライン英会話。
始める前は緊張と不安でどうにかなりそうだった。
予約時間が近づく毎にちらちらと時計を見る頻度が増し、「何でこの時間にしたんだ」と過去の自分をめちゃくちゃに責めた。
正直ものすごくキャンセルしたかったが、キャンセルするには先生に「英語で」連絡を入れるという私にとっては超高難度クエストだったため断念した。
それでもギリギリまでもだもだしていたが、レッスンの開始時間の10分程前にZoomの招待が来て腹を括った。
時は来たりぬ。英会話レッスンのスタートだ。

英会話レッスンスタート

Zoomに接続するとめちゃくちゃ爽やかなフィリピン人の男性――フィルさんが笑っていた。
第一印象は「あ、これ、絶対優しい先生だ」である。
こちとら筋金入りのヘタレなので、先生が怖いか怖くないかは死活問題。できれば褒めて伸ばされたい。
その点フィルさんに対しては、私の「優しい人そうセンサー」がビンビンに反応した。
緊張で動悸バクバク、手汗だらだら状態だったが、何とかこちらも笑顔を作ることに成功した。

レッスンは“Nice to meet you.”から始まった。
「あっ、これ進研ゼミでやったところだ!」といわんばかりに条件反射で“Nice to meet you too.”と答えた。
これだけで拍手喝采、自分を褒め称えてやりたい気分でいっぱいだ。
このまま円満に終了したかったのだが、そうは問屋が卸さない。

立て続けにフィルさんは“How are you.”“Please introduce yourself.”を繰り出してきた。
なんでも私の英語レベルを確認するために自由に自己紹介してほしいらしい。
次回以降、私の英語レベルにあった教材を用意してレッスンを進めてくれるのだとか。

「そんな自由課題ありかよ!」とテンパった私は、おろおろしながら半分くらい嘘をついたように思う。
あまり記憶がないが、そんなに元気じゃないことと、緊張していること、寿司がめちゃくちゃ好きなことは話した気がする。ちなみに寿司は好きでも嫌いでもない。
自分の英語レベルの低さと、分かる英単語で嘘を並べてしまう自分の人間性の低さに絶望しながら地獄の自己紹介が終わった。
その間フィルさんは、私からしてみたら神レベルの聞き上手さを発揮し、最適な相槌と質問、英語の救いの手を差し伸べてくれていた。

フィル大先生の本領発揮

私のターンが終わり、フィルさんの自己紹介ターンの始まりだ。
フィルさんは英語圏のコールセンターで働き、現在の英語スキルを身に付けたという。
1日8時間英語で電話対応をし、その上、英会話レッスンの講師もしていたというから驚きだ。
「この人は苦行が趣味なのか?」「今世は徳を積むことに専念し、来世のボーナスステージを楽しもうとしているのか?」という疑問が頭をよぎったが、“Wow, really?”と細い目をかっぴらいて答えることしかできなかった。
私からすると正気を疑うレベルで英語の仕事に従事しているフィルさんの英語は、英語スキルがポンコツな自分にも大変分かりやすく、聞き取りやすいものだった。

まず発音がネイティブのそれなのである。
いや、誇張しすぎた。
英語が壊滅的な私にネイティブ並みかどうかの判断はつかないが、一時期無駄に外国人とコミュニケーションをとる機会が多かった自身の経験を元にしても、英語の違和感が全くなかったのである。
通常、第二外国語で英語を話す人々は、母国語に引っ張られてその国の英語訛りが出てくるものだ。
しかしながら、そういった癖ともいえる違和感は一切なく、まるで英語教材のCDと会話をしているかのような滑らかさだった。

次にフィルさんは表現の言い換えの天才だった。
私がいかに英語ができないかはお察しの通りだと思うが、考えてみてほしい、コミュニケーションが取れる唯一の共通言語のスキルがポンコツの相手と会話を成立させる苦労を。
実はフィルさん、日本人の講師をすることが多かったことと、日本が好きなことも相まって、簡単な日本語はしゃべれるのだ。(なんでこんなに努力家なの?!)
それでもオンライン英会話レッスン中はすべて英語で表現するのが大前提。
生徒が分からない表現や単語があると、心を鬼にして英語で言い換え表現をバンバン打ち出してくる。
この表現で分からなければ、このシチュエーションの例え。
それでもだめなら、別の角度からの表現。
ぶっちゃけ、逆にフィルさんの英語スキルが試されている状態になるのだが、ここで生きてくるのが彼の日本に親しんでいる経験だ。
日本人がしがちな、理解できないことをごまかすためのあいまいな笑いを即座にキャッチし、分かるまでとことん説明してくれる。
フィルさんはとても優しいが、結構スポ根なのである。

そういったわけで、私が理解するまで終わらないフィルさんの自己紹介も終わり、口頭フィードバックの時間がやってくる。
この間10分~12分程度。
朝のうとうととまどろむ時間に相当すると考えると、すごい密度の10分間だ。
私の言い間違え表現の訂正や発音の練習、そして私を褒める一言を残して、15分で和やかにオンライン英会話が終わった。
正直、自分の英語スキルを棚に上げて「できれば褒めて伸ばされたい」というふざけたことを先にほざいたが、愛少女ポリアンナばりの「よかった探し」を発揮され、戸惑いとふわふわとした自己肯定感で訳が分からなくなった。

オンライン英会話が終わった直後には、テキストでフィードバックが飛んできた。
語彙、文法、発音に分かれて評価と指摘が並んでいる。
これ、いつ書いてたの? 今?
ともあれ、つまずいた点がテキストになって残るのはいいことだ。
さっと見直して、私はフィルさんに返事を書いた。
Thank you for today! Phil-san.
I want to be able to speak my thoughts more in English. I’ll try and try!
ちなみに文章はインターネットを駆使して書いた。やる気だけは伝わるだろう。

こうして、私の初回のオンライン英会話レッスンは無事に終了した。
何が起こっているかわからない怒涛の20分だった。(オンライン英会話レッスン15分+フィードバック5分)
未知とは怖いものである。
しかしながら、「こんなもんか」と分かってしまえばそれに相対するハードルが下がる。
「HARU ENGLISH LESSON」が始まって1ヵ月半が経とうとしているが、なんとか週1ペースでレッスンが続けられている。
言うまでもなく、フィル大先生のおかげだ。

私の意見だけではフィル大先生の信者が騒いでいるだけで信憑性がないと思うので、後日、他のグッドクロススタッフの感想をまとめる。
後半へ続く、である。

PR
PR
SHARE
この記事を書いた人

Featured

SERVICES

© 2020 GOODCROSS / privacy policy