
こんにちは。
先日、チャットGPTについて全体会議でどう利用しているか話をするということで、どんな風に使っているか話をするという機会がありました。
正直、もう少し極めてから・・・いえ、極められないでしょうからせめて使いこなせてから、と考えていたんですけど、現状でいいのでというお話だったので、嫌な予感とともにお引受けしましたが・・・。
やはり若くて使いこなせている人と比べて迷子ぷりが露呈しまくりでした。
だから嫌だったんだよー(こころの声)
と嘆いていても仕方なく、得た情報を早速取りいれることにしましょう。
この日得た情報で一番大きなものは若者やAIを活用している人はGenspark(ゲンズパーク)というAIを活用しているらしいのです。
Gensparkに入って説明を見ると世界初の実用MoAシステムとして、複数の大規模言語モデル、画像生成モデル、翻訳ツールの機能を統合しより正確な情報を収集して伝えてくれるということです。
さて、ここでMoAという自分にとってはまた新たな言葉の登場です。
MoAといえば美術館だろうとしか思えませんでしたが、違うんでしょう。
人工知能における「Mixture of Agents」
近年、人工知能(AI)の分野では、「Mixture of Agents(MoA)」という概念が登場しています。
MoAは、複数のAIエージェントを組み合わせて、タスクを遂行する手法です。
それぞれのAIエージェントが専門性を活かし、協調することで、より高い性能や柔軟性を実現することを目指します。
例えば、複数のLLM(大規模言語モデル)を組み合わせることで、より高品質な文章生成を実現する技術として注目されています。
よくわからないので使ってみます。
社内で説明をしてくれた若者に聞いたところによるとChatGPTでは検索すると間違いを犯すけれどGensparkは色々な角度から検索し、ファクトチェックもするので間違いも少ないとのこと。
で、早速AIさん達に質問してみることにします。
ChatGPとGensparkを比較してみる
せっかくだから同じことをChatGPとGensparkに聞いてみましょう。
「なぜ円安になると日本の輸出企業が得をするのか、背景から説明してください。そして、何かに例えてわかりやすく教えてください」
にしてみました。
まずはChatGPTです
ChatGPTの回答
円安になると日本の輸出企業が得をするのは、「海外での売上が円に換算すると増える」からです。
背景説明
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輸出企業は海外で商品を売り、代金をドルやユーロなどの外国通貨で受け取ります。
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その後、日本に持ち帰る際には円に両替します。
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円安のときは「1ドル=より多くの円」になるため、同じドルを稼いでも円に換算すると金額が増えるのです。
さらに、日本製品は円安になると価格競争力が上がります。
たとえば、同じ1,000ドルの製品を売る場合、円安だと日本企業にとっては「円ベースの原価」が下がるような効果が出ます。結果、輸出企業の利益が増えやすいのです。
例え話
これは「海外にある親戚からお小遣いをドルで送ってもらう」ようなものです。
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円高のとき:1ドル=100円 → 100ドルもらっても1万円。
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円安のとき:1ドル=150円 → 同じ100ドルでも1万5千円に!
つまり「もらうお小遣い(ドル)は変わらないのに、日本で使えるお金(円)が増える」──これが輸出企業が得をする仕組みです。
次にGensparkに質問してみました。
Genspark回答
円安が日本の輸出企業にとって有利になる理由について、背景から詳しく説明させていただきます。
円安が輸出企業に有利な理由
1. 為替レートの基本的な仕組み
円安とは、円の価値が他の通貨(特に米ドル)に対して下がることを意味します。例えば:
– 1ドル = 100円 → 1ドル = 150円に変化した場合、円安になったということです
2. 輸出企業への具体的なメリット
価格競争力の向上
– 円安になると、日本製品の海外での販売価格が相対的に安くなります
– 同じ製品でも外国人にとって「お買い得」になるため、需要が増加します
収益の増加
– 海外で得た外貨収入を円に換算する際、より多くの円を得られます
– 例:1000ドルの売上があった場合
– 1ドル=100円時:10万円の収入
– 1ドル=150円時:15万円の収入(5万円の増収)
わかりやすい例え話:「海外旅行者と日本の土産物店」
円安の効果を、外国人観光客と日本の土産物店に例えて説明しましょう:
円高の場合(1ドル=100円)
– アメリカ人観光客が1000円の日本人形を買う場合:10ドル必要
– 「ちょっと高いかな…」と思って購入を躊躇
円安の場合(1ドル=150円)
– 同じ1000円の日本人形:約6.7ドルで購入可能
– 「安い!たくさん買おう!」となり、購入意欲が高まる
実際の企業例
自動車メーカーの場合:
– トヨタが海外で300万円の車を販売
– 円高時(1ドル=100円):3万ドルで販売
– 円安時(1ドル=150円):2万ドルで販売可能
– より安価になった日本車の需要が世界的に増加し、販売台数と収益が共に向上
注意点
ただし、円安にはデメリットもあります:
– 原材料の輸入コストが上昇
– エネルギー価格の上昇
– 国内消費者の購買力低下
円安は輸出企業にとって「諸刃の剣」でもありますが、製品の付加価値が高く、海外依存度の高い企業ほど、円安の恩恵を受けやすいのが現実です。
このように、円安は「日本製品の海外での値下げセール」のような効果をもたらし、輸出企業の競争力と収益性を同時に向上させる重要な要因となっています。
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う~ん、これだけ見ると確かにGensparkの方が端的にまとめられていて分かりやすいかも。
しかし検索している過程で気づいたんですがGensparkもChatGPTも使っているんですよね。検索するのに。
幾つかのAIを使って色々な角度から出して更にファクトチェックもしている感じでしょうか。
引続き色々なAIを使ってみて役立てていければいいなと思います。
さいごに
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