TOP / 印刷 2018.08.03

NLPCPPBB? CPPとして紙成屋がワークショップを行いました!

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COFFEE PAPER PRESS 紙成屋

7月31日に紙成屋がCOFFEE PAPER PRESS(CPP)として、ポスター印刷のワークショップを行いました。
開催地は目黒区中央町のBrown Brown
主にレザーの加工を手掛けるお店です。
ノスタルジックなお店には素敵な革製品がいっぱい!
こだわりがたくさん詰まったお店の店頭で、英文のオリジナルポスターをプリントします。

紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown Brown

さて、CPPといえばお馴染の御三方。それに加えて1名、新しい顔ぶれが……。
NINE LETTERPRESS(九州活版印刷所)の長島さんです。
この度のワークショップはNINE LETTERPRESS(九州活版印刷所)の長島さんが「CPPと何か一緒にやりたい」とお声掛けしてくださったことがきっかけで実現しました。

紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown Brown

そして、今回のワークショップで使用した印刷機は1920年製のPROOF PRESSというものです。長島さん自身が車で熊本から持ってこられました。
この印刷機があるからこそポスター印刷のワークショップが可能となったのです。

紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown Brown

この度のワークショップでは、お客様にプリントしたい英文をお考えいただき、実際に木活字を拾って印刷作業を体験してもらう、というものでした。
こんな素晴らしい機会を逃す手はなく、グッドクロスメンバーも体験することに。

実際に活字を拾ってみると、木活字は驚くほど軽く、つるりとした手触り。
なんでも金属でつくられた活字と違い、加工が容易く、印刷機を痛めるリスクが減るという利点があるとか。
拾った活字をかがみ文字状に並べ、スタッフの皆さんにデザインの調整をしてもらいます。
準備が整ったら、塗料を丁寧に塗りつけ、いざ印刷です。

紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown Brown

さて、印刷の際に選べるプリント素材は2種類ありました。
プリントする素材は、CPPが手掛ける紙「COFFEE PAPER」と、Brown Brownさんの協力の下、コーヒー染めを施した床革「COFFEE LEATHER」です。
どちらか一つなんて選べず、グッドクロスは2種類ともお買い上げ。

木活字の塗料をプリント素材に移すために転がすローラーは、きれいに印刷するためのコツがいるので、丁寧なアドバイスを受けます。

紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown Brown

完成したポスターがコチラ!

紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown BrownCOFFEE PAPER 紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown BrownCOFFEE LETHER

COFFEE PAPERはズレもなく、カッコいい仕上がり。CPPはこの日のために特別にポスター版のCOFFEE PAPERを用意したそうで、断裁されていない紙の端のぐるりが、カッチリとした英字と対照的にやわらかい印象を与えます。

COFFEE LEATHERは革の性質上、圧をかけると多少伸びるため少しブレが生じています。しかしながら、逆にそれが味になって良い感じ!
(余談ですが、印刷する革を選ぶ際に、グッドクロスのお財布の紐を握るクマガイ室長が熟考に熟考を重ねておりました。革も一つ一つ風合いが違って目移りしてしまうんですよね)
どちらも大満足な出来となりました。

紙成屋、COFFEE PAPER PRESS、Brown Brown

グッドクロス勢が帰ったあとも、ワークショップは大盛況。
多くの方に喜んでいただくことができました。
素敵な場所を提供してくださったBrown Brownさん、一緒にワークショップを盛り上げてくださったNINE LETTERPRESSさんに最大限の感謝を。
そして、今後も紙成屋として、CPPとして、様々なイベントに参加していきたいと思っております。

活版印刷 紙成屋
活版印刷 紙成屋
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