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TOP / 言葉 2020.09.11

改めて不要不急を考える

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今年に入って急に使うようになった言葉といえば「不要不急」ではないでしょうか。

夏まではもっぱら新型コロナウィルスの感染拡大を防止するための外出自粛に絡んで使われることが多かったのですが、その後は高い気温の日や台風の時に外出を控えるようにと使われるケースが目立っています。

しかし、不要不急ということばの遣い方、間違っているのではないかという時も見受けられます。

不要不急の外出につき、〇〇に来ています」とか「それは不要不急で仕方なく外出していますか?」とか。違うんじゃないかなと思いながらも「あれ? どっちだっけ」と自信が無く、こんがらがり、そのままにしていましたが、今さらながら不要不急の意味と遣い方について考えてみたいと思います。

不要不急の意味を広辞苑で確認すると

「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」とあります。

また、「不要」だけの意味を確認すると

(明治期の造語)必要でないこと。いらないこと。「会費は―です」「―な買物」とあります。

不要不急を英語辞書で引いてみると、nonessential and nonurgentとあります。

nonessential は非本質的な、不必要な、肝要でないといった意味であり、nonurgent は、緊急でないという意味があるようです。

不要不急はやはり、生活をしていくうえで必要な最小限のこと以外や、次の機会というものがあることを指すようです。

日本とは違い、自粛でなく厳しく外出制限をしていた国でも、食料品の買い出し、持病の治療のための通院は認められていましたので、この2点に関してははっきりと不要不急にはあてはまらないと言えます。

仕事に関しても、いくらテレワークを推奨されていても、職種や事情により出社しないとならない場合もありますし、取引先やお客様の都合や要望なども関わってくるので、生活を維持するための仕事は不要不急ではない外出といえるでしょう。

入学試験や国家試験などの大きな試験も不要不急にはあてはまらないでしょう。ただし、試験そのものが実施されるかどうかということもあります。

難しいのが冠婚葬祭、会議、といったもの。

結婚式やお葬式に次の機会があるとは思えませんが、自然災害や疫病が流行している場合ではやはり開催すること、出席することにリスクが伴うので事情が違ってきます。

その時の情勢に加えて、相手との関係性やそれぞれの尺度で違ってくるかもしれませんし、主催者か参加者かでも違ってきますので、判断が難しくなりそうです。

会食などは、制限されたこともありますし、感染拡大防止の観点からいっても不要不急であるということになりそうですが、それでも事情は千差万別。

いわゆる第2波とよばれる流行も落ち着いてきたようですが、これから冬になるとまた不要不急の外出を控えるという事態になることも考えられます。

今本当にその人が必要な外出であると思うのであれば、感染防止の対策をしっかりとったうえでする。これが不要不急の外出にあたるのかそうではないのかという判断を自分がしていかなくてはならないと思います。

遣い方の結論としては「不要不急」はそれほど重要ではないことや、次の機会にずらせることがらの場合。

とても時期をずらすことができず、今、このときに絶対にしないと困るほど重要な場合は、否定をつけて。「不要不急ではない」「不要不急にあてはまらない」というようにですね。

出典

研究舎 新英和中辞典
岩波書店 広辞苑

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