TOP / 言葉 2021.04.02

「不織布」って布なの紙なの? 読み方はふしきふ? 

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不織布はどう読むの?

不織布。

すっかり生活の一部になった「マスク」の材質のひとつとして、目にしない日がないくらいの名前となりましたが、これ、読み方を間違えている人が案外たくさんいらっしゃるということに気づきました。

かくゆうわたくしも、長いこと、きちんとわからないため、心の中では「ふしょくぬの」と読んでおりました。

他にも「ふおりもの」「ふしきふ」「ふしょくふ」「ふしょくきん」などなど、私のように心の中で勝手な呼び名をつけている人が多数。

しかし、今まであげた読み方はどれも間違いです。

正解は、「ふしょくふ」と読みます。

読み方の正解がわかったところで新たな疑問が生まれました。

「不織布」でできたマスクを使っていますが、ずっと何の疑問もなく「紙」製のマスクと思っていました。

しかし、「布」という文字がついているのですから、やはり布なのでしょうか?

「不織布」は布なのか?

調べてみました。

布というものは、縦糸と横糸があり、糸や繊維を織ったり、編んだりして作られています。

それに対して、不織布は、字のごとく、繊維を一定方向またはランダムに集積し、化学的に接着させたり、熱処理や機械などで結着させたものをいいます。

原料は天然のものも化学的なものもあり、形状も布状のもの、皮状のもの、紙状のものと色々です。

紙の原料は木や草などから作られるパルプでありますが、マスクの原料を確認してみると、殆どの製品が、ポリプロピレン、ポリエチレンです。

このことからも不織布が紙ではないと想像できます。

不織布を作るのには、繊維をそのまま並べて接着すればよいため、布のように糸をまず紡績する必要もなく、布に比べて、作るのにコストがかからないという利点があります。

フエルトも不織布ですが、近年では使い捨てで使われる薄いシート状のものの割合が多いです。

ただし、織られた布と比べると耐久性は劣り、洗濯はできたとしても数回でしょう。

コストが安価で使い捨てに向いているということから、マスクにはうってつけの素材となったのですね。

 

 

 

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