TOP / 社員日記 2019.05.27

ラグビーワールドカップ2019™日本大会会場「釜石鵜住居復興スタジアム」

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ラグビーワールドカップへ向けた釜石市の取組

東京オリンピックの観戦チケット抽選申込の受付~締切で、巷は大いに賑わっていますね。その夏期オリンピック、FIFAサッカーワールドカップと並ぶ世界三大スポーツイベントのひとつ、この9月から開幕するラグビーワールドカップ2019™日本大会について、ちょっと素敵なエピソードをご紹介させてください。

本大会は4年に一度行われる15人制ラグビー世界王者決定戦で、アジア初・日本国内12か所で開催します。
会場のひとつ、岩手県の『釜石鵜住居復興スタジアム(かまいしうのすまいふっこうスタジアム)』は、その名の通り東日本大震災の復興のシンボルとして2018年8月に竣工しました。

子供達に夢と希望と勇気を

2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた釜石市は、被災後の復興計画「復興まちづくり基本計画」の中に、「将来の希望を創る個性的な取組の推進」を掲げ、市外の賑わいを呼び込めるスポーツ大会の開催を模索。
かつて新日本製鐵釜石の地元でラグビーが盛んだったことをヒントに、既に日本での開催が決定していたラグビーワールドカップ誘致を目指す取組を推進し、そして実現させたのです。

スタジアムが整備されたその場所は、釜石市立釜石東中学校・釜石市立鵜住居小学校の跡地。震災の時、両校の監督下にあった生徒たちは手に手を取って逃げ、全員が無事だったのです。子供たちの率先避難行動は「釜石の奇跡」として、世界中に広く紹介されました。
なるほど、現在のその地に整備されたスタジアムは、地域住民の防災の考え方を広く発信しながら「震災の記憶と防災の知恵を伝える存在」でもあるのですね。

想いが詰まった復興スタジアム

施設内の設備は、随所に想いが込められているのも特徴のひとつです。熊本市のえがお健康スタジアム、旧国立競技場、東京ドームで使われていた客席600席が寄贈され「絆シート」の愛称で設置、木製シート約5,000席には山林火災の被害木800本を活用しています。
また、全国の子どもたちが学校で育てた苗木を被災地に植樹する「緑のバトン運動」の実施で、サブグランド周辺の花壇には、群馬・東京・神奈川・静岡・愛知の5都県、8つの小・中学校、高校の生徒が釜石の復興を願って1年間育てた岩手県産の苗木が植えられました。

事情を知れば知るほど、周囲の支援とまごころから出来上がったスタジアムの存在に、「日本て、実は素敵な国なのだな」と、誇らしく思ったのは私だけでしょうか。
そんな場所で開催されるラグビーワールドカップも本当に楽しみではありますが、ラグビー観戦もさることながら、ぜひ一度、訪れてみたい場所のひとつになりました。

釜石鵜住居復興スタジアム

●アクセス
◇三陸鉄道リアス線 鵜住居駅
◇JR東日本 釜石線・三陸鉄道リアス線 釜石駅より岩手県交通バス「栗林方面中村行」または「広域路線バス・赤浜行、浪板行」鵜住居バス停下車
◇三陸自動車道(釜石山田道路) 釜石北インターチェンジ

●チケット購入
◇第三次一般販売(先着)を受付中です。
販売期間:2019年5月18日(土)18:00 ~ 2019年7月下旬(日付未定)

https://www.rugbyworldcup.com/tickets

【出典】

rwc2019info.html
https://www.sankei.com/region/news/180804/rgn1808040002-n1.html

櫻井優香子

<書いた人>

櫻井 優香子(事業推進部)

それなりに長く生きてきましたが(笑)、まだまだ知らないことがいっぱい!
自分の感性を信じて、貪欲に発掘した「気づき」を丁寧に表現して行きたいです♪

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