TOP / 社員日記 2020.10.02

本物のイタリア製品を見分けるには TRUE ITALIAN TASTE

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先日、在日イタリア商工会議所主催の「フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の伝統郷土料理と食文化」のウエビナーを視聴しました。

ゲストスピーカーは藤原しおりさん(元ブルゾンちえみさん)、雑誌dancyu編集長の植野広生さん。

藤原しおりさんは、イタリアへの留学準備中で、現在在日イタリア商工会議所のPRアンバサダーを務めてらっしゃるということです。

イタリアは国土が南北に長いため、北と南では全く違う国のように言語も文化も食生活も異なるのだそうです。

ウエビナーではロベルト・グルーデンシェフがこの地方の家庭料理である沢山のハーブをたっぷり使ったラビオリの作り方などを披露してくれました。

フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州と聞くと、あまりなじみが無いように思いますが、日本でも大ブームを起こしたスイーツ「ティラミス」はこの地方が発祥のデザートなんだと今回知りました。

そして世界遺産を擁し、アルプスを望み、ワインの一大生産地でもあり、自然も豊か、文化も素晴らしい地域なのです。

また世界への往来が自由になったときは、是非見てみたい場所のひとつとなりましたよ。

さて、皆さんは、パスタやパスタソース、オリーブオイルなどを購入したとき、イタリア製と思って召し上がったら後から別の国の製品だとわかったということありませんか?

私は、パスタを買ってきたら思いもよらない国で作ったものだったことが何度かあります。

決して不味くはないのですが、イタリア製のパスタと比べてみると、全く別物でした。

それ以来、極力イタリアのものを購入するように原産国の表示を確かめています。

TRUE ITALIAN TASTEは、イタリア外務省から出資を受け、Assocamerestero (在外イタリア商工会議所連盟)が各国のイタリア商工会議所の協力を得て展開しているプロジェクトです。

Italian Soundingとよばれるイタリアを思い起こさせる地理的名称、画像、商標を使用して販売されている、実際はイタリアに帰属しない製品がイタリア経済に損害を与えているということで始まりました。

原産国の表示を確認するほか、DOP(原産地呼称保護)、GP(地理表示保護)、STG(伝統的特産品保護)といった代表的な認定マークを確認することでも本物のイタリアの味を味わえるイタリア製品であるかどうかを判別することができます。

その国の大事な食文化を守るためにも、お買い物をするときには原産国にも留意したいと思います。

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