TOP / 言葉 2020.10.23

「来週」「翌週」「次週」の使い分け

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次の週

次の週を表す言葉として「来週」「翌週」「次週」がありますが、これらの違いをご存じですか。
実は微妙に使うシチュエーションが異なる言葉です。
今回はこの3つの単語の違いについてお話しします。

来週

来週は「今週の次の週」という意味です。
現時点(今週)を基準としているので、常に未来について語ることになります。
現在(今)に足が固定された状態で、来たる週を表すときに使う言葉が来週というわけです。

翌週

翌週は「その次の週」という意味です。
ここで大事なのが「その」!
一見、来週と同じ意味に見えますが、「話題となっている週」が基準となります。
しかも、この「話題となっている週」は、今ではない「過去か未来の週」である必要があります。
来週が「現在が起点」であるのに対し、翌週は「話題となっている過去か未来が起点」となるのです。

次週

次週は「次の週」という意味です。
来週と似ていますが、次週は特に「繰り返し行われている話題」について表すときに用います。
例えば週一回放映されるドラマやアニメなどのテレビ番組や、週1回の定例会議などには「次週」を使うことができます。
「次週、乞うご期待!」など、毎週あるものに関して使われるのがこの言葉です。

まとめ

いかがでしたか。
来週は、現在を起点とした話題で用いられるもの。
翌週は、過去や未来を起点とした話題で用いられるもの。
次週は、現在を起点として、特に毎週連続して行われることに用いられるもの。
以上のような使い分けがあることが分かりました。
「翌週」だけが大きく意味が異なり、「来週」の中に「翌週」が含まれるというようなイメージです。

知らず知らず使い分けていた言葉かもしれませんが、使用できるシチュエーションを改めて確認することでより理解が深まりますね。

 

参考:デジタル大辞泉 / 違いsite(「翌週」と「来週」の違い・意味と使い方・使い分け) / コトバの意味紹介サイト(翌週・来週・次週の意味の違いやいつを指すのか解説!ビジネスメールでの使い方は?) / 社会人の教科書(「翌週」「来週」「次週」の違い)

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