SAGADA WEAVINGを中心に販売しているPinPonショップに、フィリピンから新しい商品が入荷しました。

ヤカン織のスカーフ、クッションカバー、ポーチです。

ヤカン織はフィリピンを代表する手織物のひとつで、ミンダナオ島西部に古くから居住するヤカン族により丁寧に複雑な模様が織られています。

また、ヤカン織はイスラムの影響を受けているため、その柄は中東的なテイストも含まれていて、とても魅惑的なものとなっています。

大きなダイヤ柄や直線柄を組み合わせた複雑な織物が主で、一人前の織手に育つまで時間がかかるため、ファーストクラスのものは現地の価格でも数万円、日本に入ってくると流通価格は10万円以上、となっています。

今回1点のみ入荷したスカーフとして使うファブリックは高齢となった一番手の織手の意志を継いだ今後のヤカンの織物を担う立場の手によるもの。
大きなダイヤ柄を中心とした幾何学模様をアレンジしたヤカンを代表する複雑で美しい柄とカラーの赤が温かい雰囲気です。

フランスの一流メゾンであるクリスチャンルブタンが「マニラカバ」という名前のバッグを発表したことがありましたが、そのバッグで使われていたのが、このヤカン織です。

コロナが明け世界へ旅できる環境が整っても、なかなか個人では訪れることができない地域の貴重な製品です。

ヤカン族の人々は政情不安によりバシランからサンボアンガ市に移住を余儀なくされましたが、それでも生活の基盤を崩さない為と、誇りをかけて伝統を守り続けています。

クッションカバーも赤がひとつ加わるととてもクリスマスらしくなりこの時期おすすめです！

先にひとつお気に入りの色を購入して、他の色を少しづつ買い足していくのも楽しみかもしれません。

今ならSAGADAもヤカンも全商品送料無料でお届けします。

PinPonショップでは、今後も伝統的というだけでなく、現代のライフスタイルにお洒落に取り入れていくことができる商品をご紹介していければと思っています。